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ファミリーバイク特約の解説(2003/10/11現在)


125ccクラスのバイクには、任意保険料をとても安くする方法があります。
ファミリーバイク特約というものがそうです。
年間1万円程度で任意保険に加入できるこの特約について、
ここでは説明します。

なお、注意して書きましたが、この内容に間違いがあるといけませんので、
保険契約の際には必ずご自分で契約内容を確かめて下さいますようお願い致します。

ファミリーバイク特約とは、

現在加入している車の任意保険とほとんど同じ補償のものを、
125ccクラスバイクについても適用できる特約です。


ちなみに「特約」とは、くだいて言えば保険のパワーアップのようなものです。

車などの任意保険のうちの、特約として契約する保険であるため、
まず家族の誰かが、車の任意保険に加入している事が、
ファミリーバイク特約を契約する前提
となります。

(参考にしましたgooのファミリーバイク特約についてのページは
こちら

1.ファミリーバイク特約の補償内容


原則的には、一緒に入っている車の任意保険と
同様の補償内容となっています。
対人、対物賠償額について、車の任意保険と
同様の補償が受けられるという事です。
ただ、注意しなければならないのは、
搭乗者傷害保険は適用されないという事です。
(注・契約によっては、人身傷害補償特約をつける事ができますが、
   契約の際には必ず確認してください。)

搭乗者傷害保険とは、
事故が起きた時、運転者や同乗者のケガに支払われる保険です。
詳しくはこちらの
gooの搭乗者傷害保険についてのページを参照して下さい。

この搭乗者傷害保険が適用されないことにより、ファミリーバイク特約では、
125ccバイクに乗っていて歩行者をケガさせてしまった、物をこわしてしまった、
という時には車と同様の補償が受けられますが、
事故時の運転者、同乗者のケガに対して、自分の保険会社からは保険金が支払われません。
(他の車との事故の場合は、相殺割合に応じて事故相手の保険会社から賠償がされます。)
(追加注・ただし、同乗者が家族以外の人間である場合には、ファミリーバイク特約の
対人保険が適用できるようです。)

この点はファミリーバイク特約の短所と言えます。
この短所をカバーするには、人身傷害補償特約の適用を受けられる契約にするか、
ファミリーバイク特約とは別個に損害保険をかける、などの方法があります。
人身傷害補償特約については後述の 6.少し細かい話 で説明します。


2.ファミリーバイク特約にかかる費用


ファミリーバイク特約の掛け金は、冒頭にも書いた通り、
年額で
1万円程度しかかかりません(保険会社によって変わります)。
ただし、家族の誰かが車の任意保険に加入していなければ
契約する事ができません
ので、
そこが難点ではあります。


3.ファミリーバイク特約の特長


さて、ファミリーバイク特約には、普通の保険契約とは
少し異なる特長があります。

特長一.家族の誰がバイクを運転していても、保険がおりる

たとえば、お父さんが車の任意保険の名義人になっていたとします。
そうしたら、同居しているおじいちゃんでもお母さんでも子供でも、
誰が運転していても、ファミリーバイク特約の対象とされる。
という事です。もちろん、家族が何人居ても、ファミリーバイク特約の
掛け金は変わりません。

そこで、
「家族から離れて、一人暮らしをしている
子供が居るけど、ファミリーバイク特約は効くのか?」
という疑問が出てくるかもしれません。
結論は、大丈夫です。ファミリーバイク特約で補償されます。
ファミリーバイク特約の適用範囲は、
・保険名義人(またはその配偶者)と同居している親族
と、
・保険名義人(またはその配偶者)の、別居している未婚の子供
に、及ぶからです。


特長二.借りたバイクでも、保険がおりる

ファミリーバイク特約では、友人などから
借してもらったバイクに乗っていて、事故を起こしてしまっても、
保険金が支払われます。


特長三.何台バイクを持っていても、保険料が同じ

ファミリーバイク特約の対象は、
125cc以下のバイクです。クラスでいうと
125ccクラスと50ccクラス(いわゆる原付ですね)が対象となります。
それらのクラスのバイクを何台持っていても、
ファミリーバイク特約は掛け金が変わりません。
年額1万円程度(保険会社によって変わります)のままです。


特長四.年齢制限がありません

車の任意保険には、年齢制限がついていることがほとんどです。
たとえば、家族であっても21歳未満の者が
運転していた時は、保険がおりない、などの条件です。
しかし、ファミリーバイク特約につきましては、
特約の元になっている車の任意保険に年齢制限がついていても、
その年齢制限が適用されません。

たとえば、お父さんの入っている車の任意保険が、
21歳未満の運転者を対象にしていなくても、
16歳の子供が125ccクラスのバイクで事故を起こした時に、
保険がおりる、という事です。


特長五.バイクで事故を起こしても、任意保険の等級が下がりません

普通、任意保険では、無事故の期間に応じて、保険等級が上がります。
無事故の期間が長く、保険等級が上がれば上がるほど、
保険の掛け金が安くなります。
逆に、事故を起こしてしまえば、保険等級が下がり、
保険の掛け金が高くなってしまいます。
しかし、もしファミリーバイク特約を契約している状態で
バイクで事故を起こし、保険金の支払いを受けても、
特約の元となっている車の任意保険の等級は下がりません


6.少し細かい話

上の 1.ファミリーバイク特約の補償内容 で、
「車の任意保険に搭乗者傷害保険がついていても、
ファミリーバイク特約では、搭乗者傷害は補償されません。」
と書きました。
この話にはもう少し続きがあります。
ファミリーバイク特約には
「自損型」 と、 「人傷型」
があります。
「自損型」は、上で書きましたように、
搭乗者傷害が補償されないタイプで、
「人傷型」は、車の任意保険において人身傷害補償保険を付帯している場合に選択でき、
運転者や同乗者のケガも補償する、というタイプです。
つまり、人傷型を選択すれば、ファミリーバイク特約の唯一の短所といえる
搭乗者傷害保険の欠如がカバーできるというわけです。

保険会社によってはこのタイプの選択ができずに、
最初から自損型であるか、人傷型であるかが決まってしまっているところもあるようです。
また、人傷型を選択した場合には、ある程度掛け金が上がります。

gooの人身傷害補償保険についてのページ


また、もしファミリーバイク特約の契約をする場合には、車の任意保険の契約更新と
同時に契約するのがおすすめです。
更新時期ということで詳しく説明を受けられますし、
更新時期以外にファミリーバイク特約を契約するよりも
中途期間の保険料がかからないですみます。



以上です。


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